富士山に思うこと

富士山が世界遺産に登録されてからというもの、多くの観光客が訪れている様ですね。

以前から富士山付近は、写真撮りに行ってますが、やはり今年は観光客が多いと感じます。

そのまま言えば、「Viva! 富士山 世界遺産登録!!」となるのですが、そうとばかりも言っていられないみたいです。



写真で見ても、夜中に登山している方の明かりが見えます。以前からあった光景ですが、今年は更に登山客が多いらしく、しかも、かなり軽装で登られている方が増えていると聞きます。

自分も、少し前に登山(・・・と言っても、トレッキングに毛の生えた程度ですが。)に凝っていた時期がありました。(もう、だいぶ離れてしまいましたが。)

バッチリ天候に恵まれていれば(雷、雪、雨、風の影響が無ければ)、軽装でも思ったよりは行けちゃいます。
しかし、残念な事に、全行程で天候に恵まれるというのは非常に稀で、厳しい環境になった際、ちゃんとした装備が無いと、みるみる体力が「こそぎ落とされて」いきます。

登山中は、意外と気分が高揚していて、「せっかく来たんだから」「あともうすこし」「あと一歩」と思うと、なかなか引き返せず、気が付いたときには手遅れ状態になっている場合もあります。
(自分も、粘りに粘った挙句、低血糖症になりかけて、ぶっ倒れそうになった経験があります。)


装備(食料も含めて)は重要です。


登山は、頂上に達した時の達成感が素晴らしいです。

「限界はあるものではなく、自分で決めるものでござるよ」と、どこかの流浪人が言っていましたが、
山頂に到達した際、自分の限界を一つ越えられた様な気持ちになります。

また、富士山は日本一高い山で、美しい独立峰。自分も大好きな山です。富士山に登る事は素晴らしい経験になるでしょう。


・・・でも、大切な人の心に一生消えない痛みを残すほどの価値は、たぶんありません。


老婆心ながら、登山をする場合は、充分装備を整えてからにしましょう。



自分も、人に説教できる程、デキた人間ではありません。

・・・こんな事を書いていると、そのうち怒られそうなので(^^;、少し良い所も。




富士山とは全く関係ないですが、その昔、標高1600m位の山から撮った街並みの写真です。








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